市立加西病院
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病院事業管理者からの報告

令和2年4月1日
病院事業管理者 兼 院長  生田 肇

新任のあいさつ

この度、当院の院長に就任するにあたり、一言ご挨拶させていただきます。新型コロナウイルスが感染拡大するなか、つい先日、北播磨の基幹病院医師が感染し、その病院機能が大幅に制約されました。このご挨拶が掲載されるころには、加西市にも感染が拡大し、加西病院はどう対応するのか、すでに対応しているか など危惧しております。

ところで、私はこの1月に、還暦を迎え、そう若くはありません。神戸大学第一外科出身で専門分野は消化器外科です。職歴として、30歳から3年間、加西病院で働き、その後12年間神戸大学病院に勤務し、2005年(平成17年)に加西病院に戻り、外科部長、副院長などつとめてきましたが、2020(令和2年)4月1日から院長に就任いたしました。

さて、加西病院と取り巻く状況ですが、兵庫県は病院の統合、再編が多い地域で、三木と小野、加古川、それから姫路で予定されています。加西市唯一の急性期を担う自治体病院としてのありかたが、常時議論されていますが、この4月を病棟再編元年と位置付けています。市立加西病院は1953年(昭和28年)10月12日の開設以来、急性期の病院として機能してきましたが、近隣の病院との役割分担の観点から、2015年(平成27年)8月から地域包括ケア病棟の運用を開始しております。その後、この5年間に先ほど述べたように、近隣の病院統合もあり、急性期の患者さんが減少したため、この4月に病床数を199に減らし、病棟を再編成(急性期病棟と地域包括ケア病棟の再編成)を行いました。今後も状況に応じた病床数を考えていきたい思います。

以上のような状況の中、加西市民の医療を担う病院として、何ができるのか。できないことはどうするのか。2019年(平成31年)4月1日に医療介護総合支援センターを開設し、その運用も試行錯誤な状況ですが、市のど真ん中に急性期を担う加西病院があり、市内には病診連携で協力関係にある診療所の先生方がおられ、近隣市外には多方面にわたり高度急性期を担う病院があります。さらに兵庫県立がんセンター、神戸大学病院にも1時間少しでアクセスできるなど、地の利を生かした市民の医療を考え、また、近隣の大多数の病院が神戸大学の仲間でもあり、医師の連携、応援なども加西市役所、加西市医師会とともにお願いしていきたいと思います。